行政官(読み)ぎょうせいかん

  • ぎょうせいかん ギャウセイクヮン
  • ぎょうせいかん〔ギヤウセイクワン〕

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

慶応4 (1868) 年閏4月 21日付発布の政体書により定められた「七官」中の一つ。輔相以下弁事,史官,書記などの官から成り,行政事務の総括という,政府行政部の中心機関としてのを負っていた。明治2 (69) 年の官制改革で,太政官と改められた。

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大辞林 第三版の解説

国の行政事務を取り扱う官吏。
1868年(明治1)設置の行政機関。翌年、太政官に改組。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① 明治元年(一八六八)に設けられた行政をつかさどる機関。同二年太政官と改称。〔太政官日誌‐慶応四年(1868)〕
② 国家の行政事務を行なう官吏の総称。行政各部の職員。司法官に対して用いられる語。〔漢語便覧(1871)〕

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旺文社日本史事典 三訂版の解説

明治初期の行政機関。七官の一つ
1868年政体書により設置。神祇・会計・軍務・外国の4官を轄し,天皇補佐,国務・宮中庶務を担当した。翌'69年の官制改革により太政官となる。

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世界大百科事典内の行政官の言及

【行政】より

…この用語法はどちらかといえば政治学文献に比較的多く散見されるものである。議員,大統領,大臣,政務次官,あるいは自治体の知事,市町村長など,国民から直接間接に選出され国民に対して責任を負う公選職(政治家)の行動,あるいは公選職で構成される議会,内閣などの政治機関の行動を政治と呼び,任命職(行政官)の行動,あるいは任命職で構成される行政機関の行動を行政と呼ぶのは,この第2の用語法に立ちながら,機関に即して形式的な定義をおこなうものである。これに対して,統治意思(もしくは政策)の決定作用と統治意思の執行に対する統制作用とを政治とし,統治意思の執行作用を行政とする定義は第2の用語法に立ちながら,機能に即して実質的な定義をおこなおうとする一例である。…

※「行政官」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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