テシュブ(その他表記)Teshub

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「テシュブ」の意味・わかりやすい解説

テシュブ
Teshub

古代オリエントで崇拝されたフリ人の神。ミタンニ王国の神界では最高神の地位を占め,ヒッタイトの神話でも,クマルビの子として生れ,父から王位簒奪して現在の世界を支配する神々の王となったと物語られている。嵐と大気現象を司り,ギリシア神話のゼウスに酷似し,のちにはローマの最高神ユピテルと同一視され,ユピテル・ドリケヌスと呼ばれた。雷を象徴する両刃の斧を手に持ち,雄牛の背に乗った姿に表わされる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む