ディスナダ・ディッサクン(英語表記)Disnadda Diskul

現代外国人名録2016 の解説

ディスナダ・ディッサクン
Disnadda Diskul

職業・肩書
メーファールアン財団事務局長

国籍
タイ

経歴
タイ国王ラーマ4世の曽孫で、プミポン国王のいとこにあたる。欧米留学ののち、タイ国家経済社会開発委員会に入庁。28歳の時、請われてプミポン国王の母シーナカリン妃殿下の私設秘書に転じ、1995年に妃殿下が逝去するまで仕えた。’72年に妃殿下が設立した貧困にあえぐ人々の生活向上支援を目的とした非政府組織(NGO)を前身とするメーファールアン財団事務局長に就任。’88年より同財団は、妃殿下の意向で、タイ北部にある“黄金の三角地帯”と呼ばれるケシ栽培の無法地帯だった地域を、“ドイトゥン開発プロジェクト”と称する30年プロジェクトにより森林再生と麻薬根絶、貧困解消へと一変させた。2014年同財団は第19回日経アジア賞を受賞。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android