ドライス,K.von(読み)どらいす

世界大百科事典(旧版)内のドライス,K.vonの言及

【自転車】より

…これまで,二輪車の原理に最初に挑戦し実際に走らせたのは,フランスのシブラックC.de Sivracであり(1790),その自転車はセレリフェールcélérifèreと呼ばれたと信じられてきた。しかし,シブラックは,架空の人物であり,セレリフェールとは,当時大型馬車のことであったことが判明し,最近は,ドイツのドライスKarl von Drais(1785‐1851)をもって自転車の始祖とする説が有力になってきた。ドライスが二輪車を発明したのは1813年といわれ,18年にフランスで特許を得,ドライジーネdraisienneの名で呼ばれた。…

※「ドライス,K.von」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」