ニミッツ級航空母艦(読み)ニミッツきゅうこうくうぼかん(その他表記)Nimitz class aircraft carriers

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニミッツ級航空母艦」の意味・わかりやすい解説

ニミッツ級航空母艦
ニミッツきゅうこうくうぼかん
Nimitz class aircraft carriers

アメリカ海軍最大の原子力航空母艦。加圧水型原子炉2基で 26万馬力を発揮する。飛行甲板全長 332.2m,面積約1万 6000m2乗組員 6000人。 1975年に就役した1番艦『ニミッツ』を皮切りに,1977年『D・アイゼンハワー』,1982年『カール・ビンソン』,1986年『セオドア・ルーズベルト』,1989年『アブラハムリンカーン』,1992年『ジョージ・ワシントン』,1995年『ジョン・ステニス』,1998年『ハリー・トルーマン』,2003年『ロナルド・レーガン』が就役。主要目は,満載排水量9万 1487~10万 2000t,全長 317~333m,最大速力 30kn以上,シー・スパロー対空ミサイル8連装発射機3,20mmバルカン・ファランクス機関砲4,搭載機は,F-14トムキャット 20,F/A-18ホーネット 20,EA-6Bプラウラー6,A-6イントルーダー 20,E-2Cホークアイ5,S3A/Bバイキング 10,シーキング・ヘリコプタ6。

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