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ネギダール族 ネギダールぞく Negidal’tsy

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世界大百科事典 第2版の解説

ネギダールぞく【ネギダール族 Negidal’tsy】

ロシア連邦の極東地方アムール川下流とアムグン川地域の先住民。人口は590(1989),そのうち半数近くが今日ではロシア語を母語としている。ネギダール語ツングース・満州語派に属し,とくにエベンキ語と近い。ネギダールは自称で〈岸辺の人〉の意である。他に自称としてエリカン・ベイエニンEl’kan beieninがあるため,エルカンベイエ族とも呼ばれるが,民族の起源はエベンキ族に求められる。文化的にはこの地域の他の漁労民(ウリチ族オロチ族ニブヒ族)と多くの共通性をもつ。

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世界大百科事典内のネギダール族の言及

【ソビエト連邦】より

…大は総人口の52%(1979年センサスによる。以下同じ)を占めて全土にわたって分布するロシア人(1億3739万)から,小はネギダール族(満州・ツングース族に属し,ハバロフスク地方に住む)のように人口500しかない少数民族まで,きわめて多様であった(表1)。 ロシア人と同系の東スラブ民族に入るウクライナ人と白ロシア(ベロルシア,現ベラルーシ)人は人口数でそれぞれ第2位(4234万),第4位(946万)を占め,ロシア人と合わせて総人口の72%に達していた。…

【ツングース語系諸族】より

…この2民族以外はロシアの極東地域(アムール川流域,沿海州,サハリン)に古くから居住してきた民族である。そのうち,ナナイ族ウリチ族オロチ族ネギダール族は,アムール川の中・下流域に定住し,サケ・マス漁を主とする漁労文化を発達させてきた。また,沿海州のウデヘ族は移動生活を送りながら,森林獣の狩猟と河川での漁労を営んだ。…

※「ネギダール族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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