法則の辞典 「ネーパー」の解説 ネーパー【Neper】 波動の振幅の大きさを対数目盛で表現する指標.音波の圧力や交流の電圧,電流などの振幅の指標に用いられる. 絶対振幅 p1,p2 の二つの比の自然対数 D″=ln(p1/p2)をとり,D″=n のときに n [Np](ネーパー)と示す.対数の考案者ネーピア(J. Napier,ラテン語表記ではNeperoとなる)に因んだもので,1928年に欧州長距離電話国際諮問委員会で採択された. デシベル(dB)で表した指標 D とは D=20log10e・D″=8.6859D″ の関係にある. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報