ノズル分離法(読み)ノズルぶんりほう(その他表記)separation nozzle process

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノズル分離法」の意味・わかりやすい解説

ノズル分離法
ノズルぶんりほう
separation nozzle process

ノズルから気体を噴出させるときに生じる膨張流内の圧力拡散現象を利用した同位体分離法。膨張流の外側に重同位体がわずかに濃縮される。この分離法は,遠心機のような駆動部を必要としないために装置信頼性が高いが,ガスの駆動を伴うためにエネルギー消費が著しい。分離プロセスはドイツのカールスルーエ原子力研究所の E. W.ベッカーらにより研究されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む