ノートカー(読み)のーとかー(英語表記)N. Balbulus Notker

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ノートカー(N. Balbulus Notker)
のーとかー
N. Balbulus Notker
(840ころ―912)

ドイツの修道士。若き日にスイスのザンクト・ガレン修道院に入り、のちに付属神学校の校長になった。典礼学に通暁していた。カール大帝に関する物語集成である『Gesta Caroli Magni』(890)の著者とされる。これは「聖ガレンの一修道士」の名で配布された。彼は聖霊の器としてたたえられた。舌はどもるが、霊はどもらないというのである。ちなみにBalbulusは、どもるの意味がある。[中沢宣夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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