ハルビン事件(読み)ハルビンじけん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハルビン事件」の意味・わかりやすい解説

ハルビン事件
ハルビンじけん

ハルビン駅頭における伊藤博文狙撃暗殺事件。韓国統監を辞任して枢密院議長地位にあった伊藤博文日韓併合についてロシアと交渉することになり 1909年 10月 26日午前9時,ロシアの特別列車でハルビンに到着。ロシア軍隊を閲兵するためホームのなかほどまで来たところを朝鮮人の民族主義者安重根にピストルで狙撃された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android