20世紀日本人名事典 「ハルコーデル」の解説
ハル コーデル
Hull Cordell
07の政治家 元・米国国務長官。
- 国籍
- アメリカ
- 生年
- 1871年10月2日
- 没年
- 1955年7月24日
- 出生地
- テネシー州オーバートン郡
- 学歴〔年〕
- カンバーランド大学〔1891年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- ノーベル平和賞〔’45年〕
- 経歴
- 弁護士を振り出しに、民主党テネシー州議会議員、連邦下院議員、上院議員を経て、1933年ルーズベルト大統領により国務長官に任命され、’44年まで12年間在任。この間、日米開戦直前の日米交渉で日本の野村吉三郎大使とわたり合い「ハル・ノート」と呼ばれる提案を行った。また第二次大戦中は国連憲章の作成をリードするなど、国際連合構想の実現に大きな役割を演じて“国連の父”と呼ばれ、’45年ノーベル平和賞を受賞した。著書に「回想録」(2巻、’48年)がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報