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バードン・シェアリング burden sharing

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バードン・シェアリング
burden sharing

共同防衛や国際秩序維持のために同盟国間で相応の役割を分担すること。特に日米役割分担をいう。 1970年代後半,北大西洋条約機構 NATO加盟国が国民総生産比3~5%を防衛費として支出しているのに対し,日本は1%程度しか支出しておらず「安保タダ乗り論」が米議会を中心として噴出,日本は米政府から防衛力の増強と防衛費の増額を要求された。レーガン政権になって日米の役割分担に対するアプローチが具体化し,(1) 在日米軍駐留に対する資金援助,(2) 日本の果すべき防衛任務・役割の明確化,(3) 日米防衛技術協力,(4) 対外援助の増額,などが争点として浮上してきた。しかし最近は,具体的な防衛作戦分担に対するアメリカの要求は後退し,次期支援戦闘機 FSX共同開発に見られるような対米武器技術供与や,政府開発援助 ODAの増額による地域的安定への日本の貢献が注目されている。

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