ピーター・ベンジャミン マンデルソン(英語表記)Peter Benjamin Mandelson

現代外国人名録2016 の解説

ピーター・ベンジャミン マンデルソン
Peter Benjamin Mandelson

職業・肩書
政治家 元英国筆頭国務相,元英国枢密院議長

国籍
英国

生年月日
1953年10月21日

出生地
ロンドン

学歴
オックスフォード大学卒

経歴
ユダヤ系。祖父労働党の有力政治家のハーバート・モリソン。大学在学中タンザニアのキリスト教関係の学校で働き、復学して大学の労働党クラブの中心として政治活動に熱中する。1977年英国労働組合会議の経済部門に就職。’82〜85年テレビ局のプロデューサーとして頭角を表したのち、労働党に復帰。対外宣伝の責任者として、’97年労働党政権奪回の功労者となり、同年無任所相に就任、ブレア政権の演出家と言われ、プリンス・オブ・ダークネスとマスコミに呼ばれる。’98年7月内閣改造により貿易産業相に就任。同年12月、’96年自宅購入の際、ロビンソン下院議員(のち無任所大臣)から巨額の不正融資を受けた疑惑により退任。’99年10月内閣改造で北アイルランド相に就任。2001年1月インド人実業家の英国籍取得に便宜を図った疑惑で辞任。2004〜2008年EU欧州委員会委員として通商問題を担当。2008年英国ビジネス・企業・規制改革相、2009〜2010年筆頭国務相兼枢密院議長。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報