精選版 日本国語大辞典 「頭角」の意味・読み・例文・類語 とう‐かく【頭角】 〘 名詞 〙① 獣などの頭部にあるつの。また、広く、頭のさき。頭部。[初出の実例]「拈二出東山暗号子一、昂二蔵頭角一見二黄龍一」(出典:宝覚真空禅師録(1346)乾・山城州東山建仁禅寺語録)[その他の文献]〔呉志‐張温伝〕② すぐれた才能・技能。→頭角を現わす。[初出の実例]「嶄々頭角少年見、殊域相逢情益饒」(出典:蕉堅藁(1403)悼端侍者) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「頭角」の読み・字形・画数・意味 【頭角】とうかく 他にぬきんでる。唐・韓〔柳子厚(宗元)墓誌銘〕子厚、少(わか)くして、~少年なりと雖も、已に自(おのづか)ら人たり。能く士の第を取り、嶄然(ざんぜん)として頭角を見(あら)はす。字通「頭」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報