フランジバック(読み)ふらんしはつく,ふらんじばっく

デジタル大辞泉 「フランジバック」の意味・読み・例文・類語

フランジ‐バック(flange back)

レンズ交換式カメラの、レンズの取り付け面からフィルム面(デジタルカメラの場合はイメージセンサー)までの距離フランジ焦点距離フランジバックフォーカス。→メカニカルバック

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

カメラマン写真用語辞典 「フランジバック」の解説

フランジバック

 フランジとはレンズ交換式カメラのレンズ取り付け面のこと。そのフランジから焦点面(フィルム面)までの長さをフランジバックと言う。フランジバックはそれぞれのマウントによって決まっていて、これがズレているとピントが合わない。なお、フランジバックが一番短い一眼レフはコニカ(現コニカミノルタ)の製品で、42mmしかなかった。このため、アダプターを使って、他社の各種のレンズを装着することができた。現在ではキヤノンEFマウントが一番短く、アダプターで他社のレンズを装着できる。なお、フランジバックはバックフォーカス(レンズの後玉から焦点面までの距離)と混同されやすいので、注意が必要だ。

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