ベステイロ(英語表記)Julián Besteiro

世界大百科事典 第2版の解説

ベステイロ【Julián Besteiro】

1870‐1940
スペイン社会党の指導者。マドリード生れ。マドリード大学の論理学教授。入党(1912)以来,同党創立者P.イグレシアスの信任を受け,彼の死後,党書記長になる(1925)。1918年国会議員に初当選。思想的にはイギリスのフェビアン協会の考え方に近く,1917年から31年にかけて党内左派に属していた。しかし国会議長就任(1931)後,革命を求め台頭する党内過激派とは相入れず,穏健路線へと傾き,党内での支持を失っていった。

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世界大百科事典内のベステイロの言及

【スペイン内乱】より

…ここにいたり,共和国政府は交渉によって内乱を終結させるべく,マドリードに防衛委員会を設置し,ブルゴスのフランコ政府と接触し始めた。その中心人物となったのは,カサード政府軍中部方面軍司令官や,社会党が1930年代に過激化したときから同党の指導者となったJ.ベステイロらである。防衛委員会の申出に対するフランコの回答は,無条件降伏であった。…

※「ベステイロ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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