ベーターラ(その他表記)Vetāla

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベーターラ」の意味・わかりやすい解説

ベーターラ
Vetāla

インドの諸文献に現れる鬼神一種死体についてこれを活動させると信じられた。起尸鬼 (きしき) ,起屍鬼,屍鬼,毘陀羅などと漢訳された。ベーターラの信仰は,古代インドの土俗信仰が仏教やシバ教に取入れられたものと思われる。ベーターラを主題とした物語で特に有名なものが,『屍鬼二十五話』 Vetālapañcaviṃśatikāである。

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世界大百科事典(旧版)内のベーターラの言及

【屍鬼二十五話】より

…トリビクラマ王の冒険を枠物語として,その間に約25の物語(伝本により物語の数は若干異なる)を含む代表的なインドの説話集。原題は《ベーターラ・パンチャビンシャティカーVetālapañcaviṃśatikā》。ベーターラVetāla(屍鬼)は人間の死体に憑いてこれを活動させる鬼神であり,仏典中でもしばしば言及されているが,シバ教においてはシバの眷属の一つとみなされた。…

※「ベーターラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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