死体/屍体(読み)シタイ

デジタル大辞泉の解説

し‐たい【死体/×屍体】

死んだ人間・動物のからだ。生命の絶えた肉体死骸。しかばね。「白骨―」「―遺棄
[補説]「死」「死骸」「しかばね」には肉体を物としてみている語感があり、人格を認めた表現にはふつう「遺体」「遺骸」「なきがら」などを用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の死体/屍体の言及

【異常死体】より

…死亡の原因や状況,あるいは死体発見時の状態などに,犯罪,自殺その他の不自然な因子の関与が考えられる死体。したがって,ここでいう異常とは,医学的な見地からのものではなく,法医学的あるいは法的な観点からの異常を意味し,法律上は異状死体と書く。…

【死】より

…しかしここに臓器移植が関与してくると,ときには心臓が拍動している身体から臓器を摘出する必要に迫られる。いわゆる脳死体からの臓器移植である。そこで前述の〈臓器の移植に関する法律〉に関しての施行規則の中で,日本の脳死判定は次の項目によることと定められた。…

【葬制】より

… 人類史上その存在が確認されている最古の葬制は約7万年前のユーラシア西部に住んでいたネアンデルタール人のもとでの埋葬である。たとえば,ウズベクのテシク・タシでは洞窟のなかにヤギの角が並べられ,その横に子どもの死体が埋葬されていた。またイラクのシャニダールでは洞窟内に置かれた遺体に花がそえられていたことが判明している。…

【法医学】より

…ギリシア時代,すでにヒッポクラテスは,未熟児の母体外での生存能力について記述を残し,アリストテレスは,母体の妊娠期間について論じている。ローマ時代になると医師アンティスティウスは,暗殺されたユリウス・カエサルの死体について,23ヵ所の損傷のうち,胸部への第2傷が死因であると判定した。すなわち,複数損傷における致命傷の鑑定である。…

※「死体/屍体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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