屍鬼(読み)しき

デジタル大辞泉プラス 「屍鬼」の解説

屍鬼

小野不由美による小説。1998年刊行。
②①を原作とする漫画作品。作画:藤崎竜。『ジャンプスクエア』にて2008年~2011年連載された。ジャンプ・コミックス全11巻。
③①を原作とする日本のテレビアニメ。放映はフジテレビ系列(2010年7月~12月)。制作童夢

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の屍鬼の言及

【屍鬼二十五話】より

…原題は《ベーターラ・パンチャビンシャティカーVetālapañcaviṃśatikā》。ベーターラVetāla(屍鬼)は人間の死体に憑いてこれを活動させる鬼神であり,仏典中でもしばしば言及されているが,シバ教においてはシバの眷属の一つとみなされた。本書においては,このベーターラが,主人公である王に謎を伴う約25の物語をし,各物語の最後で王に質問をし,王がそれに対して答えるという形式をとっている。…

※「屍鬼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」