… 一方,熱帯・亜熱帯の多雨地域のカルストでは,円錐状または塔状の石灰岩丘が群在する起伏の大きい特異な景観を表すところが多い。古生代の石灰岩分布地域のベトナムやマレー半島では,こうした石灰岩の残丘をピナクルpinnacleと呼び,第三紀の石灰岩の多い西インド諸島のキューバやプエルト・リコでは,ペピーノpepinoあるいは大型のものをモゴテスmogotesと呼んでいる。その高さは数十mから数百mに達するものもある。…
※「ペピーノ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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