ポモリエ(その他表記)Pomorie/Поморие

デジタル大辞泉 「ポモリエ」の意味・読み・例文・類語

ポモリエ(Pomorie/Поморие)

ブルガリア東部、黒海に面する町。ブルガスの北東約20キロメートルに位置する。古代ギリシャの植民地アンヒアロスに起源する。紀元前1世紀に古代ローマの支配下になり、要塞化が進められ、海上交易の拠点として栄えた。トラキア人墳墓、民族復興期の木造建築などが残るほか、海岸保養地として知られる。ワイン生産が盛ん。

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世界大百科事典(旧版)内のポモリエの言及

【ブルガリア】より

…その後この地に住んだトラキア人によって,黒海沿岸にオデッソス(現バルナ)やメセンブリア(現ネセバル)ほかのギリシア植民都市が建設され,現在失われてしまった古代ギリシアの壁画を彷彿とさせるカザンラクKazanlâkの墳墓の天井画(前300ころ)や,パナギュリシテPanagjurište出土の金工品(前3世紀)など,当時の一級品が見られる。46年以降,トラキアとモエシアとしてローマ帝国の属州となり,セルディカ(現ソフィア)など新たにローマ都市が建設されたが,ローマ時代末期のポモリエPomorieの墳墓などは,ローマの建築技術によりつつもトラキア人の伝統に従っている。ビザンティン時代は首都コンスタンティノープルの後背地として,とくにユスティニアヌス帝によって各地に数多くの軍事施設が建設された。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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