マイクロロボット(英語表記)micro robot

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マイクロロボット
micro robot

超小型のロボットで,半導体チップや微小な機械部品の加工組立,バイオテクノロジーでの細胞や微生物ハンドリング,装置内とか人体内部に入り込んでの診断・検査をするロボットである。このマイクロロボットのキー技術は,通常のメカニズムを超小型化する技術と,半導体製造技術でマイクロメカニズムを直接作成する技術に分けられる。これらメカニズムにおいては,その駆動法が課題であり,超小型のパワー源とマイクロアクチュエータの開発が行なわれており,次世代ロボット技術として国のプロジェクト課題に取り上げられている。

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知恵蔵の解説

マイクロロボット

ナノテクノロジー(超微細加工技術)によってつくられるロボット。半導体製造技術に代表されるナノテクの成熟を受けて、駆動・制御可能な微小ロボットを製造することが可能になってきた。用途としては医療(体内に送り込んで直接患部を治療する)、研究(微細な試料を加工・移動する)、微細機械の製造、さらに微細なロボットの製造(小さなロボットがさらに小さなロボットを製造する)などが考えられる。

(築地達郎 龍谷大学准教授 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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