ミケーネ・ギリシア語(読み)ミケーネ・ギリシアご(その他表記)Mycenaean Greek language

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミケーネ・ギリシア語」の意味・わかりやすい解説

ミケーネ・ギリシア語
ミケーネ・ギリシアご
Mycenaean Greek language

クノッソスピュロスなどから出土した粘土板の線状B文字の資料言語。 M.ベントリスと J.チャドウィックによりギリシア語であることが証明された。現在知られているかぎり,ホメロスより 600年古い,紀元前 1400年のギリシア語最古の姿を伝えている。アルカディア方言に近い特徴を示す。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む