日本大百科全書(ニッポニカ) 「ムルガーブ川」の意味・わかりやすい解説 ムルガーブ川むるがーぶがわMurghāb アフガニスタン北西部からトルクメニスタン南東部を流れる川。ヒンドゥー・クシ山脈西部に源を発して西流し、北西に転じてトルクメニスタンに入り、カラクム砂漠で消滅する。全長700キロメートル。アフガニスタン側流域にバーラ・ムルガーブ、トルクメニスタン側にマリーの都市がある。帝政ロシア時代、下流で開発計画が実施された。[勝藤 猛] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例