メルセンヌ素数(読み)メルセンヌソスウ(その他表記)Mersenne prime

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メルセンヌ素数」の意味・わかりやすい解説

メルセンヌ素数
メルセンヌそすう
Mersenne prime

2n-1で表すことのできる素数。名称は 17世紀のフランスの数学者マラン・メルセンヌにちなむ。この数が素数であるためには,n は素数でなければならないことがわかっているが,n が素数であっても,この数が素数であるとはかぎらない。たとえば 211-1=2047=23×89 であって,これは素数ではない。メルセンヌは 1644年自著で,2n-1が素数になる n は,n≦257 の場合,2,3,5,7,13,17,19,31,67,127,257 だけであると述べた。しかしこのリストには誤りがあり,正しくは 2,3,5,7,13,17,19,31,61,89,107,127 であることが 1947年までに確認された。メルセンヌ素数の数にかぎりがあるか否かは確認されていない。コンピュータを駆使した国際的なプロジェクトの結果,2008年までに 46のメルセンヌ素数が見つかっている。最大のものは n=43112609(十進法で約 1000万桁)である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...

辞書の用語解説を読む