最新 地学事典 「ヤーマス間氷期」の解説
ヤーマスかんぴょうき
ヤーマス間氷期
Yarmouth interglacial Stage
北米大陸の第四紀の第二間氷期で,カンザス,イリノイ両氷期の間。ヨーロッパのギュンツ/ミンデル間氷期に対比。F.Leverett(1898)がアイオワ州のヤーマスの廃井を模式として命名。アイオワ州南東部に広く分布。カンザス氷期の堆積物の上部に発達した土壌と泥炭で代表され,模式地では厚さ約5mの泥炭層があり,植物遺体やスカンク(Mephitis mephitis)・ウサギ(Lepus sylvaticus)などの骨片を含む。この時期の気候は,現在よりわずかに暖かく乾燥していた。
執筆者:藤井 昭二
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

