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ユチュケン[山] Ütükän yïš

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世界大百科事典 第2版の解説

ユチュケン[山]【Ütükän yïš】

モンゴルのハンガイ山脈南東部,オルホン・セレンガ両河の河源地帯にある山の古名。匈奴(きようど)の兜銜山(とうかんざん)(《漢書》による)もこれを指すか。突厥(とつくつ)やウイグルなど,シャマニズム信仰者としてのテュルク系諸民族が,天神や祖先の馮(よ)る聖山とみなし,さらにその周辺の豊かな牧地に牙帳をおいてこの一帯を政治・経済の中心とした。8世紀の突厥碑文のÜtükänが音写されて,漢文史料では〈於都斤山〉〈烏徳山〉などと記された。

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世界大百科事典内のユチュケン[山]の言及

【ハンガイ[山脈]】より

…なかでも東部のオルホン川上流域一帯はとくにすぐれ,しかも交通の要地でもあったので,突厥(とつくつ),ウイグル,モンゴルなどの遊牧国家の根拠地が置かれた。突厥,ウイグルはこの一帯の山をユチュケンと称し尊崇した。ハンガイ山の称は12世紀ころにはモンゴル人によって用いられていたらしい。…

※「ユチュケン[山]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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