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天神 テンジン

デジタル大辞泉の解説

てん‐じん【天神】

《「てんしん」とも》天の神。あまつかみ。⇔地祇(ちぎ)地神(ちじん)
菅原道真(すがわらのみちざね)を祭った天満宮(てんまんぐう)のこと。また、その祭神である道真のこと。今日では多く学問の神として信仰されている。天神様
《揚げ代が25匁であったところから、北野天神(北野天満宮)の縁日の25日に関係づけていう》江戸時代、上方の遊女の等級の一。大夫(たゆう)次位。また、その遊女。天職。
天神髷(まげ)」の略。
梅干し。また、その種の中にある実(さね)のこと。
能面の一。怒相の神霊用の面。菅原道真の霊を主人公とする「雷電」の前ジテのほか、「舎利」のツレなどに用いる。

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百科事典マイペディアの解説

天神【てんじん】

天界にいる神として,地祇(ちぎ)と並び称される。雷・雨・水などと結びつけられ,荒ぶる神として恐れられる一方,農耕の神としても信仰された。また菅原道真の神号としても知られる。
→関連項目北野北野天満宮

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大辞林 第三版の解説

てんしん【天神】

てんじん【天神】

あまつかみ。高天原たかまのはら系統の神。てんしん。 ↔ 地祇ちぎ
○ 菅原道真の神号、天満大自在天神の略。また、菅原道真をまつった天満宮。
〔揚げ代の二五文を天神の縁日(25日)にかけていう〕 遊女の階級の一。上方で、太夫たゆうに次ぐもの。天職。
梅干しの核さねの俗称。
天神髷まげの略。
能面の一。怒りの相を表した神霊用の面。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔地域名〕天神(てんじん)


福岡県福岡市中央区東部に位置する地域名。
繁華街・ビジネス地区で、地下鉄天神駅・天神南駅を中心とし、歓楽街中洲に隣接する。住所としての「天神」より範囲はやや広く、渡辺通大名などを含み呼称される場合が多い。商業施設や文化施設、各種公共機関が集中。天神地下街がある。

〔福岡県〕天神(てんじん)


福岡市の中心繁華街・ビジネス地区。中央区東部に位置する。市役所や各種公共機関・銀行・報道機関・文化施設が集中する同市の中心地区。デパート・商店が立ち並び、天神地下街がある。西日本鉄道大牟田(おおむた)線とバス交通のターミナル

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

天神
てんじん

宗教学上での天神(てんしん)sky godとは、在天の神というより天そのものを人格化した神をいい、未開社会には広くみられ、至高神の地位を占めることが多い。日本では天神(てんじん)・地祇(ちぎ)と並称され、地祇(くにつかみ)(国神)に対する天神(あまつかみ)をさす。神話では高天原(たかまがはら)に座(いま)す神々、また高天原から国土に降臨した神とその子孫の神々をいい、日本の神祇を区別づける重要な標準とされた。なお、後世はもっぱら菅原道真(すがわらのみちざね)を祭神とする天満天神(てんまんてんじん)をさす称号となった。[牟禮 仁]

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