ラセーシュバラ派(読み)ラセーシュバラは(英語表記)Raseśvara

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ラセーシュバラ派
ラセーシュバラは
Raseśvara

ヒンドゥー教の一派。『サルバ・ダルシャナ・サングラハ』にその説が述べられているのみで,現存宗派としては伝わっていない。化学の知識と信仰との結合をはかり,不死の薬,水銀を使用することによってシバ神との合一を目指すので水銀派といわれる。

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世界大百科事典内のラセーシュバラ派の言及

【シバ派】より

ヒンドゥー教の有力な一派で,シバ神を最高神として崇拝する。サンスクリット語でシャイバŚaivaという。その起源は相当に古いと思われるが,文献に見えるかぎりでは,2世紀,クシャーナ朝の時代には,かなりの勢力をもっていたようである。仏典には,しばしば,自在天(イーシュバラĪśvara)ないし大自在天(マヘーシュバラMaheśvara)を崇拝し,体中に灰を塗りたくる外道(げどう)とか,人間の髑髏(どくろ)を連ねて首飾にする外道とかの記述があるが,これは,いずれもシバ派の修行者のことである。…

※「ラセーシュバラ派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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