ラビーフ帝国(読み)ラビーフていこく(英語表記)Rabeh

旺文社世界史事典 三訂版 「ラビーフ帝国」の解説

ラビーフ帝国
ラビーフていこく
Rabeh

19世紀末,中央アフリカのチャド湖周辺に樹立された国
スーダン出身の奴隷商人ラビーフ(1840 (ごろ) 〜1900)が,1885年ころから建設に着手し,諸王国を征服したのち,93年カネム−ボルヌ王国を征服して樹立。しかし,1897年以降フランスの侵略を受け,1900年の戦いでラビーフが戦死して滅亡

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android