コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ラーナイト larnite

世界大百科事典 第2版の解説

ラーナイト【larnite】

ジカルシウムケイ酸塩鉱物の代表的な一種。ラルン石ともいう。化学成分はCa2SiO4。窯業分野では化合物組成を表してC2S(ケイ酸二石灰)とも書き表す。セメント分野ではベリットbeliteの通称で呼ぶ。単斜晶系に属し,{100}にへき開明りょう。短柱状,粒状結晶となる。Ca2SiO4の組成にはα,α′,β,γが存在するが,ラーナイトはβ型の構造をもつ。比重3.28。無色,白色,灰色などを呈す。高温で生成したものが冷却する場合は変態を起こして崩壊する性質があるが,B2O3,Sなどの少量の固溶により安定化が行われる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

ラーナイトの関連キーワード日ノ西賢一赤楚衛二

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android