リウコ化合物(読み)リウコかごうぶつ(その他表記)leuco compound

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リウコ化合物」の意味・わかりやすい解説

リウコ化合物
リウコかごうぶつ
leuco compound

リュウコまたはロイコ化合物ともいう。リウコは無色,白色を意味するギリシア語に由来する接頭語有色化合物から,還元などによって導かれる無色化合物の総称。特に酸化還元によって可逆的に色合いが変化する有機色素を酸化還元色素と呼ぶが,一般に酸化反応では濃色で還元反応では無色,淡色であり,還元反応によるものをリウコ色素と呼ぶ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む