コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

還元 かんげんreduction

翻訳|reduction

知恵蔵の解説

還元

酸化」のページをご覧ください。

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

デジタル大辞泉の解説

かん‐げん〔クワン‐〕【還元】

[名](スル)
物事をもとの形・性質・状態などに戻すこと。「利益の一部を社会に還元する」「濃縮果汁を還元する」
酸素化合物から酸素を奪うこと。または、ある物質が水素と化合すること。一般的には、原子または原子団に電子を与えること。→酸化

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典の解説

還元

 物質から酸素を奪うこと,物質に水素を与えること,物質に電子を与えること.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

大辞林 第三版の解説

かんげん【還元】

( 名 ) スル
元の状態にもどすこと。 「利益を消費者に-する」 「白紙-」
〘化〙 ある物質から酸素が奪われる反応。または、ある物質が水素と化合する反応。より一般的には、原子・分子・イオンが電子を得る反応をいう。また、反応にあずかる各原子に対して酸化数という尺度を考え、酸化数の減少を還元と考える方法もある。
〘哲〙 多様で複雑な物事を何らかの根本的なものに置き直し、帰着させること。 「現象学的-」 「本質に-して事態を論ずる」 〔オランダ語 reductie や reducering の訳語。「舎密開宗」(1837~47年)にある〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

還元
かんげん

変格」のページをご覧ください。

還元
かんげん
reduction

酸化の反対の過程のことで,常に酸化に伴って起る。次の3つに分けられる。
(1) 酸化物から酸素の全部または一部を取去ってもとに戻す変化。たとえば赤熱した酸化第二銅に水素ガスを通じると酸化物から酸素が奪われて金属銅になる変化 CuO→Cu がある。
(2) 物質が水素と化合して新化合物が生成する変化。たとえばケトンあるいはアルデヒドからアルコールを生成する変化 RCOR→RCHOHR やニトロ化合物からアミンを生成する変化 C6H5NO2 →C6H5NH2 などがある。
(3) 広義には物質に電子を添加する変化。たとえば酢酸鉛の水溶液中に亜鉛粒をつるしておくと,その表面に鉛が美しい樹枝状に析出する変化 Pb2+→Pb や,電解の際に陰極において起る変化などがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典内の還元の言及

【酸化・還元】より

…狭義の定義として,物質が酸素と結合することを酸化oxidationといい,酸化物が酸素を失うことを還元reductionという。たとえば,銅Cuを空気中で加熱すると, 2Cu+O2―→2CuOの反応をして酸化銅CuOとなる。…

※「還元」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

還元の関連キーワードキャップレート Capitalization Rate水素化アルミニウムリチウムグルタチオン還元酵素欠損症水素化ホウ素ナトリウムオキシドレダクターゼクレメンゼン還元硝酸レダクターゼペルオキシダーゼレドックス電位メチレンブルー硫酸塩還元細菌濃縮還元果汁硫酸還元細菌硫酸塩還元菌水添ひまし油還元(哲学)現象学的還元ニトロ化合物ベルトラン法株主利益還元

今日のキーワード

ムガベ大統領

1924年、英植民地の南ローデシア(現ジンバブエ)生まれ。解放闘争に参加し、80年にジンバブエを独立に導いた。同年から首相、87年から大統領として実権を握り続けた。2000年以降は白人農場主の農園を強...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

還元の関連情報