有色(読み)ユウショク

精選版 日本国語大辞典の解説

う‐しき【有色】

〘名〙 仏語。
① 物質的存在としての、形のあるもの。⇔無色(むしき)。〔日葡辞書(1603‐04)〕〔金剛経〕
② 欲界・界の二界、または、色界。〔金剛般若経疏〕
大乗院寺社雑事記‐寛正六年(1465)一〇月一四日「但於有色物者不可被用之由」

ゆう‐しょく イウ‥【有色】

〘名〙
① 色のあること。色のついていること。また、特に美しいこと。なまめかしいこと。また、そのもの。
※光悦本謡曲・仏原(1452頃)「我はもとよりゆうしょくの花一時の盛なればちるを何と恨みんや」 〔管子‐戒〕
② 遊里で、容貌の美しい男、また、情夫・密夫をいう。いろ。
※洒落本・広街一寸間遊(1778)序「有浅黄裏有侠客又有有色(ユウショク)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

大学入試センター試験

国立大学の共通第1次学力試験制度は、1979年度に導入された。入学試験を第1次と第2次とに分け、第1次試験は大学入試センターが共通学力試験を実施。第2次試験は各大学がきめ細かな入学者選抜を行うことを目...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

有色の関連情報