リーベルマン-ブルヒァルト反応(読み)リーベルマンブルヒァルトハンノウ

化学辞典 第2版 の解説

リーベルマン-ブルヒァルト反応
リーベルマンブルヒァルトハンノウ
Liebermann-Burchard reaction

単にリーベルマン反応ともいう.ステロール呈色反応一つ試料のクロロホルム溶液に無水酢酸数滴を加え,15~20 ℃ に保ちながら濃硫酸数滴を加えると,バラ色→青色緑色になる反応をいう.不飽和ステロールに対して反応し,飽和ステロールでは呈色はみられない.血液中のコレステロールの微量定量に用いられる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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