レト・ロマンス諸語(読み)レト・ロマンスしょご(その他表記)Rhaeto-Romance languages

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「レト・ロマンス諸語」の意味・わかりやすい解説

レト・ロマンス諸語
レト・ロマンスしょご
Rhaeto-Romance languages

イタリア北部やスイスアルプス地方で話される次の3つの言語 (方言) の総称レトはアルプスを含むラエチア Raetia地方の短縮形。 (1) イタリア北東部のウディネを中心とするフリウリ地方に話されるフリウリ語。話し手約 70万人。 (2) ラディン語。 (3) ロマンシュ語。以上の話し手は全部で 80万人程度である。すべてラテン語を祖語とするロマンス語であるが,地域的に不連続であり,共通の文章語もないため,独自の特徴をそれぞれ発達させている。ロマンシュ語以外は衰退しつつある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む