ロールフィルム(読み)ろおるふいるむ,ろーるふぃるむ

精選版 日本国語大辞典 「ロールフィルム」の意味・読み・例文・類語

ロール‐フィルム

〘名〙 (roll film) 感光乳剤を塗ったフィルムスプールに巻き込んである白昼装填可能な撮影用フィルム。〔新しき用語の泉(1921)〕

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デジタル大辞泉 「ロールフィルム」の意味・読み・例文・類語

ロール‐フィルム(roll film)

写真撮影用のフィルムの一。長い帯状で、巻いて容器に入れ、適当な長さずつ繰り出して露光するもの。

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カメラマン写真用語辞典 「ロールフィルム」の解説

ロールフィルム

 細長いフィルムを巻いたものの総称だが、現在ではパトローネ入りの35mmフィルムなどと区別するために、120および220フィルムをロールフィルムと言う。

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世界大百科事典(旧版)内のロールフィルムの言及

【写真フィルム】より

…フィルムに記録された画像の品質を支配する因子としては,このほかに写真像の細部の明りょうさ(解像力,鮮鋭度,粒状性),増感現像性(露光量不足でも,現像において適度の濃度の画像が形成できる性質)およびカラー写真での色再現性などがある。
[フィルムの種類]
 写真フィルムは,複数コマ分の写真フィルムが1本の軸に巻きつけられているロールフィルムと,1コマずつ1枚のシート状をしているシートフィルムに大別され,前者には幅が8~70mmに至る各種のものが,また後者には4インチ×5インチや5インチ×7インチのサイズのものがある。用途別には,一般撮影用,映画用,工業用,印刷用,複写用,医療用(レントゲン用など),科学用などになる。…

※「ロールフィルム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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