露光(読み)ロコウ

精選版 日本国語大辞典 「露光」の意味・読み・例文・類語

ろ‐こう‥クヮウ【露光】

  1. 〘 名詞 〙
  2. つゆの光。
    1. [初出の実例]「鯉魚風冷寂村荘、沙路無人浥露光」(出典黄葉夕陽邨舎詩遺稿(1832)四・江村秋事)
    2. [その他の文献]〔江総‐答王筠早朝守建陽門開詩〕
  3. 写真で、レンズからはいる光を、シャッターが開いている時間だけ感光材料に当てること。露出。〔写真百科大辞典(1933)〕

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改訂新版 世界大百科事典 「露光」の意味・わかりやすい解説

露光 (ろこう)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の露光の言及

【露出】より

…一般写真撮影では露出条件を決めるには被写体からカメラレンズに入射する光量を光電式露出計で測って決めるが,近代の小型カメラではカメラに露出計が組み込まれて自動的に露出条件が設定されるものが多い。厳密には露出の操作によって写真感光材料の感光面が光で照射されることを露光というが,露光と露出の用語は厳密に区別しないで使われることが多い。【友田 冝忠】。…

【露出計】より

…写真フィルムに適正露光を与えるために被写体の輝度あるいは被写体の照度を測定する計器。特殊な例外を除いて光電変換器を用い,近年はカメラに内蔵されることが一般的である。…

※「露光」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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