ワカシュ語族(読み)ワカシュごぞく(その他表記)Wakashan languages

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ワカシュ語族」の意味・わかりやすい解説

ワカシュ語族
ワカシュごぞく
Wakashan languages

カナダ,ブリティシュコロンビア州のバンクーバー島中心に,アメリカワシントン州などに分布している先住民族インディアンの言語。ヌートカ語やクワキウトル語などがこれに属する。サリシュ語族,チマクム語族とともにモサン語族を形成し,それがさらにアルゴンキン語族などとともにアルゴンキン=ワカシュ語族をなすとされる。話し手約 4000人。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android