ワタリア

最新 地学事典 「ワタリア」の解説

ワタリア

学◆Wataria

日本の漸新世と中新世から産出していたアオイ科Reevesia(チャセンギリ属)の材化石の再検討により設立された絶滅属。属名は日本の新生代の材化石を研究した亘理俊次にちなむ。美濃加茂市の木曽川河床に分布する中新統瑞浪(みずなみ)層群中村層の化石林130本すべてがWataria parviporaからなる純林である。その林床には,葉化石ウリノキモドキ(Byttneriophyllum tiliifolium = Alangium aequalifolium)が密集していたことから,ウリノキモドキとワタリアが同一の植物であり,アオイ科オベチェ(Triplochiton scleroxylon)と近縁であることが明らかにされた。参考文献:M.Nishino et al.(2023) Scientific Rep.13

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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