最新 地学事典 「材化石」の解説
ざいかせき
材化石
fossil wood
肥大生長により二次木部をつくる樹幹の化石を指すが,二次木部をつくらない木生シダ類の直立幹なども材化石として慣用的に扱われる。多くは珪化木のように水溶性の無機塩類による組織の置換が進み,石化して保存されやすくなるが,埋れ木のように,石化せずに発見されるものもある。陸上植物に最初に二次木部がつくられたのはデボン紀後期で,デボン紀末(約1,000万年後)には径1.5m×長さ10mを超える樹幹が登場する。
執筆者:西田 治文
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

