現代外国人名録2016 「ヴァレンティノ」の解説
ヴァレンティノ
Valentino
- 職業・肩書
- ファッションデザイナー
- 国籍
- イタリア
- 生年月日
- 1932年5月11日
- 出生地
- ミラノ近郊ヴォーゲラ
- 本名
- ガラヴァーニ,ヴァレンティノ〈Garavani,Valentino〉
- 受賞
- ニーマン・マーカス賞〔1967年〕
- 経歴
- 17歳でパリのサンディカ(パリ・オートクチュール組合)の洋裁学校に学んだ後、国際羊毛事務局が主催するファッションデザインコンテストに優勝しジャン・ドゥセのメゾンに入る。のちジャン・デッセ、ギ・ラロッシュ店を経て、1958年ローマに最初のブティックを開店。’62年には米国市場に進出し大成功を収める。’67年フィレンツェで白一色のコレクションを発表、デザイナーとしての地位を不動のものとする。’75年プレタポルテを始める。個性的で格調が高く、紳士物から化粧品や家具などデザインの領域は広い。’91年ローマで開かれたデビュー30周年を祝う夕べには、コッシーガ大統領やエリザベス・テイラーをはじめ、欧米の名士とその夫人や女優達が100人余り集り、いずれも“ヴァレンティノ”の豪華なイヴニングドレスをまとい壮観だったという。2008年1月パリでのオートクチュール・コレクションを最後に引退。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報