ヴィシェグラードのメフメド-パシャ-ソコロヴィッチ橋(読み)ヴィシェグラードのメフメドパシャソコロヴィッチきょう

世界遺産詳解 の解説

ヴィシェグラードのメフメドパシャソコロヴィッチきょう【ヴィシェグラードのメフメド-パシャ-ソコロヴィッチ橋】

2007年に登録されたボスニア・ヘルツェゴビナ世界遺産文化遺産)で、同国東部、ヴィシェグラード市内を流れるドリナ川に架かるレンガ造りの橋。全長約179.5m、11の石組みアーチから成る橋は、オスマン帝国の宮廷建築家だったミマル・シナンが設計し、1571~1577年に建設された。橋の名前は、この橋の建築を命じた大宰相ソコルル・メフメド・パシャに由来する。ノーベル文学賞受賞作家イヴォ・アンドリッチの代表作「ドリナの橋」でも知られる。◇英名はMehmed Paša Sokolović Bridge in Višegrad

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android