…また芝居の続行中,チョチョンの軽い二丁をきっかけに,床(義太夫節)の御簾(みす)が上がり,または清元,常磐津連中の囲い(霞幕)がはずされ,演奏が始まる。そのほか,月の出し入れ,セリの上下,舞台の回し,暗転,浅葱(あさぎ)幕・道具幕あるいは黒幕の振落し,振りかぶせなどのきっかけは,きっぱりとした〈一丁柝〉と,それぞれ情景に応じた使い分けが見られる。〈ツナギ〉は,いったん閉幕しても次の幕へ劇的緊張を持続させる〈返し幕〉で用いられ,幕間中繰り返し打たれる。…
※「一丁柝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...