一念一仏(読み)いちねんいちぶつ

精選版 日本国語大辞典 「一念一仏」の意味・読み・例文・類語

いちねん‐いちぶつ【一念一仏】

  1. 〘 名詞 〙 阿彌陀をひたすらに念ずること。
    1. [初出の実例]「中につくりし鳩は八幡の御正体、一念一仏己心の彌陀、八ツの枝は八相成道をかた取也」(出典:浄瑠璃・頼光跡目論(1661‐73頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android