一木大廈の崩るるを支うる能わず(読み)イチボクタイカノクズルルヲササウルアタワズ

デジタル大辞泉 の解説

一木いちぼく大廈たいかくずるるをささうるあたわず

《「文中子」事君から》大きい建物が倒れようとしているのを、1本の木ではとうてい支えきれるものではない。大勢が傾きかけているときは、一人の力ではどうすることもできないというたとえ。大廈たおれんとするは一木の支うる所にあらず。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 の解説

いちぼく【一木】 大廈(たいか)の崩(くず)るるを支(ささ)うる能(あた)わず

  1. ( 「大廈」は大きな建物の意 ) 大きな家が倒れる時は、一本の木で支えることはむずかしい。大勢が傾きかけている時は、一人の力ではどうすることもできない。〔文中子‐事君〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む