大勢(読み)オオゼイ

デジタル大辞泉の解説

おお‐ぜい〔おほ‐〕【大勢】

多くの人。多人数。副詞的にも用いる。「大勢の出席者」「大勢で見学する」⇔小勢(こぜい)

たい‐せい【大勢】

物事の一般的な傾向。大体の状況。「試合の大勢が決まる」「大勢に影響はない」
世のなりゆき。天下の形勢。「社会の大勢に従う」
大きな権勢。強い勢力。
「政府は必ず―大力を以て圧抑すべく」〈永峰秀樹訳・代議政体

たい‐ぜい【大勢】

人数の多いこと。多数の人。おおぜい。
「きんじょとなりの人々が、―かけつけ」〈魯文西洋道中膝栗毛

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大辞林 第三版の解説

おおぜい【大勢】

たくさんの人。多人数。副詞的にも用いる。 ⇔ 小勢こぜい 「 -で花見にくり出す」 「見物人が-集まる」 〔副詞的用法の場合、アクセントは [0]

たいせい【大勢】

物事のなりゆき。また、世の中のなりゆき。 「 -が決する」 「 -に従う」
大きな権勢。

たいぜい【大勢】

多くの人数。おおぜい。 「 -を従える」 「 -の声で、拍手を整そろへて/片恋 四迷

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

おお‐ぜい おほ‥【大勢】

〘名〙 たくさんの人。多人数。たいぜい。⇔小勢(こぜい)
※平家(13C前)四「心はたけく思へども、大勢のなかにとりこめられて、生け捕りにこそせられけれ」
※日本読本(1887)〈新保磐次〉四「仲間の蜂に怠るものあれば、大勢集りてこれを追ひ出す」

たい‐せい【大勢】

〘名〙
① 大きな権勢があること。大きな威勢。
※太平記(14C後)一二「折伏者、現大勢忿怒形刑罰為宗」
※代議政体(1875‐79)〈永峰秀樹訳〉一「之を管治するの政府は必ず大勢大力を以て圧抑すべく」 〔晉書‐宣五王伝・平原王幹〕
② 大づかみにとらえた形勢。おおよそのありさま。
※社会百面相(1902)〈内田魯庵〉鉄道国有「私し一人が賛成したからッて大勢(タイセイ)が駄目なもんなら迚も物になる気遣ひなし」 〔魏志‐劉放伝〕
③ 特に、世の中のなりゆき。天下の趨勢(すうせい)
※読史余論(1712)一「本朝天下の大勢九変して武家の代となり、武家の代又五変して当代に及ぶ総論の事」
④ 市場用語で、半年以上の相場の動き。→中勢

たい‐ぜい【大勢】

〘名〙 多くの人数。多人数。おおぜい。多勢。
※妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)一「大勢(タイセイ)のほとけ、および断苦の法をもとめず」

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世界大百科事典内の大勢の言及

【取引所】より

…〈追随買い〉を誘うことを狙うわけである。 あや相場の大勢の動きと関係のない小さな動きのことをいう。〈あや戻し〉は下げ相場での小さな戻しのことをいい,〈あや押し〉は上げ相場での小さな押しのことをいう。…

※「大勢」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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