一本田村(読み)いつぽんでんむら

日本歴史地名大系 「一本田村」の解説

一本田村
いつぽんでんむら

[現在地名]丸岡町一本田

丸岡城下の西に位置する農村。承安四年(一一七四)三月二八日付の越前国一品田勅旨田坪付(内閣文庫蔵山科家古文書)にある「一品田」がこの地に比定され、八条院領であった。

村名は慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図にみえ、高三三八〇・三五石が記される。正保郷帳によれば田方二千五九九石余・畠方七八一石余。しかし元禄郷帳以降、一本田中いつぽんでんなか(八八六石余)福所ふくしよ(一千三六二石余)西里丸岡にしさとまるおか(三一〇石)が枝村として分れ、四ヵ村となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 開基 乗雲

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む