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一段階革命論(読み)いちだんかいかくめいろん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

一段階革命論
いちだんかいかくめいろん

昭和初年の日本資本主義論争における「労農派」の革命論。封建制の残存を重要視する「講座派」が,ブルジョア民主主義革命の完遂から社会主義革命にいたる,いわゆる「二段階革命論」を提唱したのに対し,労農派は,明治維新によって封建制は消滅したと規定し,きたるべき革命を社会主義革命であると主張した。これを一段階革命論という。

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世界大百科事典内の一段階革命論の言及

【永久革命論】より

…英語ではpermanent revolution。彼によれば,後進国ロシアにおいては,都市ブルジョアジーの弱体と反動性のために,プロレタリアートが政権を掌握するのでなければ当面のブルジョア民主主義革命の課題すら達成することができず,しかもこの場合,革命は不可避的にブルジョア民主主義革命の枠を突破して社会主義革命へと進まざるをえない(いわゆる〈一段階革命論〉)という。しかも農民が人口の大多数を占めるロシアのような後進国では,プロレタリア革命の最終的成功は〈世界革命〉,具体的には西欧先進諸国での革命の成否にかかっているとみた。…

※「一段階革命論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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