一王丸(読み)いちおうまる

日本歴史地名大系 「一王丸」の解説

一王丸
いちおうまる

現広川町水原みずはらのうち一応いちおうに比定される。中世広川庄のうち。天福二年(一二三四)二月日の坂東寺所役注文案(岡本文書/鎌倉遺文七)に「一王丸四町七反 分銭一貫四百十文」とみえ、広川庄鎮守社造営料足反別三〇文を賦課されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android